雲取班のメンバーはありま先輩、女帝田岡、OB星谷さん、OGムーさん、そして私大将の5人でした。
天侯は曇天のち雨。
登山開始地点に行くまでに若干山道を歩くのですが、なんだかそのスタート地点が一番きつかった気がいたします。まだその時点では山道を歩くことに慣れていなかったし「山を登る」という気持ちも整っていなかった、さらにこれからの長い行程を考えると暗澹たる気持ちにならざるを得ませんでした。
しかし歩くにつれて慣れてきたせいかきつくなくなってきましたし、池袋のゲロみたいな臭い空気でなく木の香りを吸い込みながら山を歩くのもとても楽しいものだと思えました。
ので田岡と「うちら探検部で山のプロにならね?」とかほざいていた数十分後に心臓破りの坂道にぶちあたり田岡と前言撤回したのはいうまでもありません。
山頂に向かうにつれて急勾配になっていく道・・・
皆、お足もとの悪い中、足取り重くただただ無言で登っていくのみでした。平地であれば瞬殺ですが山では標高の関係云々で80メートル歩くのすらきついです。
足にこなきじじいでもくっついているんじゃないか、と思い始めたころ、やっと山頂にたどり着きました!
嬉しくてありま先輩とハイタッチしたらなんと・・・・・・
そこ山頂じゃなかった!!笑
通りすがりのお兄さんが教えてくれました。
その後無事山頂に到着、しかし曇りのため景色をみることはかないませんでした。
テン場について夜ごはんのすぱげてぃーを食べて7時半くらいに就寝、途中目が覚めたのですが田岡が隣で盛大に笑ってるんですよ。
「こいつ何笑ってるんだ」と思い、次の日聞いてみたら私と一緒にランニングしていて、私が途中で「暑い!!」といってシャツを脱いだがその下に何も着ておらず、上半身裸で走っていた・・・・・・・という夢を見たそうです。
夢の中で笑いをこらえようとしたけどこらえきれなかったらしいです笑
この日は肩と腰と足にこなきじじいでしたがくだりだったので前日よりだいぶ楽になりました。
7時頃に出発だったので12時ぴったりくらいに下山し終わりました。
ありま氏に「人はなぜ山を登るの」と聞かれましたがあれですかね、登った先にきっと何か大事なものが見つけられるのだ・・・・・・・・・・・けど見つからないから何度も登山するのです、と答えてやりました。
無限ループ(^ω^)
失うものが多かった今回の合宿は予定通り、無事に終了いたしました。
次の公式合宿は8月の探検部でメインな「無人島サバイバル合宿」ですね。
この合宿は期待度大きい割に失うものと不毛度合いが大きいです。
来なくても後悔するし来ても後悔する人間の心理の痛いところをついた活動ですね。実際、無人島合宿とか最後は精神戦になってきます。
まあ、同じ阿呆なら来なきゃ損損、ということで。
計画書笑えました。部長田岡の手腕がうかがえます。
あと夏山出陣式もがんばりましょうね〜